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横になったりじっとしている状態で、足がむずむずするような不快感がある。
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足がむずむずして、足を動かしたくてたまらなくなる
- この症状は、足を動かすと治まったり、軽くなったりする。
- この症状は、夕方から夜にかけてひどくなる。
むずむず脚症候群とは?
寝ている時などに、足がむずむずするなどの不快感が起こり、睡眠が障害される病気です。
座っている時など、じっとしている時にも起こります。
主に、ふくらはぎやふとももにかけて症状があらわれ、むずむずするという表現以外にも、「虫が這っているような感じ」「皮膚の表面ではなくて、奥の方がかゆい感じ」「ピリピリと電気が流れている感じ」という表現で、不快感を訴える人もいるそうです。
この不快感から、衝動的に脚を動かしたくなります。
動かした結果、一時的に不快感は治まったり、軽くなったりします。
脚を動かすだけでなく、脚をさすったり、たたいたりすることで不快感が軽減される場合もあります。
症状が出やすいのは、夕方から夜にかけて。
このため、なかなか眠れないという悩みにつながります。
むずむず脚症候群は、毎日起こる人もいれば、2〜3日に1回という人もいます。
両足に不快感を感じる人もいれば、どちらか片方だけの人もいます。むずむず脚症候群の原因は?ドーパミンという脳の神経伝達物質や、鉄分不足が関係していると言われています。
ドーパミンとは、体の運動調整に関する物質です。
鉄は、ドーパミンをつくるのに欠かせない物質です。
鉄が不足すると、ドーパミンの生成に支障をきたします。
その結果、ドーパミンの量が減り、むずむず脚症候群が起こっているのではないかといわれます。
ですから、鉄が不足しやすい腎不全の人、妊婦さん、鉄欠乏貧血の人によくみられます。
むずむず脚症候群の対策は?病院で専門医に相談するのが、一番早い解決への道です。
薬物療法によって、8割以上の患者さんの症状は改善されるとのこと。
日常生活では、鉄分を含む食品を積極的に摂るよう心がけましょう。
合併しやすい病気もあるので、こちらもチェック!むずむず脚症候群の人の50%〜80%の人が周期性四肢運動障害を合併するそうです。
周期性四肢運動障害についてはこちら→ 足がピクピクしてぐっすり眠れない
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